突然ですが、私はルアー釣りも全て投げ竿でやってます。
どうしてか？ と言うと、それが合理的でよく釣れるからです。何も非常識なことはありません。
実際、基本のヒラメ＆マゴチからアジ・サバ・ブリ・カンパチといった青物、さらにアコウやタコまで私は全て投げ竿ルアーで釣っています。
では投げ竿でジグを飛ばす釣りの仕掛けやメリットを紹介していきます。
投げ竿でルアー釣りをすることのメリット・デメリット
私が投げ竿でルアーをやる理由は、もちろん色んな竿を持ち歩いて装備を重くしたくないのもありますが、
①何よりも楽に飛距離が出る！
②不意の大物にも余裕で対応可能
③状況によってサーフトローリングにカスタマイズ可能
ざっとこんなところでしょうか。
ただし、竿が重いのでスタミナが必要・巻く止める以外の器用な動きは不得手という大きなデメリットもあります。
投げ竿を用いてルアー釣りをしようとする場合、これらの長所と短所を把握したうえで仕掛けを組んでいきましょう。
投げ竿ルアーの仕掛け
前提となるルアーはメタルジグを使用します。おすすめのウェイトは60gです。
置き竿形式と違い投げて巻いての繰り返しになるので、あまり重いジグは体への負担がものすごいことになります。なので私は60gを愛用しています。笑
飛距離のメリットを殺さないために、ラインはPE一択です。太さは好みによりけりですが、ヒラメマゴチなら1.0号で対応できます。もしメーター級のブリがかかったら……という心配性な方は、1.5号を巻いておけばOKでしょう。
リーダーは力糸を用いれば問題ないですが、60g程度のルアーなら5～8号のナイロンラインを80cmくらい巻くのでも構いません。
リールは投げ専用リールよりも軽量の汎用リールをおすすめします。飛距離的にはやや不利ですが、何度もキャストすることを考えると軽いリールの方がメリットが大きいからです。必ず200m巻けるものを選びましょう。
ロッドは投げ竿の中でも柔らかめがいいです。私のスタミナだと適合が27号以上になっている竿は不向きでした。
実際の飛距離
以上の仕掛けをひたすら投げます。
無風状態、特に工夫もない通常キャストで100m前後の飛距離が出ます。
もっとラインを細くして ペンデュラムスリークォーターフルキャストッッ！！ なんてしたらすごい飛ぶんじゃないの？ と思う方もいらっしゃるでしょうが、私はそこまでしません。
楽に100m飛ばす、ということが投げ竿ルアーにとって重要になってくるからです。
いつか静岡のサーフでメタルジグの飛距離計測しているYoutuberみたいな方がいましたが、ものすごいフルキャストされてました。しかも密かに着底時の長さを測ってました……。恐らく、そこまでして出した記録で「100mくらい飛びますね」などとドヤっているYoutuberやブロガーって結構いると思いますが、実戦ではそうも行かないでしょう。
サーフでのルアー釣りをもっと楽しむには
投げ竿ルアーを紹介しました。
実際この釣りをしてみると分かると思いますが、やはり体力はかなり消耗します。泣
1時間投げ続ければ腕の限界に達してくるでしょう。
私は長時間楽しむために、置き竿の釣りと並行してルアーをやっています。
ロッドの先に鈴をつけておき、当たりがあれば三脚へ急行！ という感じですね。
1つの釣りに集中すべきという考えもあることは存じていますが、私はこうすることで体力とメンタルを正常に保っています。
納竿して帰り道をドライブする力を温存しておかないといけないですからね笑
ジグサビキの汎用性
こだわりがないなら、ジグサビキを使用するのもおすすめです。
青物は意外とこっちに喰いついてきたりします。
根回りのカサゴやキジハタもサビキでのヒット率が高いように思います。
エソがたくさん釣れる時は外しましょう。笑
サーフトローリングへの転換
状況によってはジグよりも弓角を使ったサーフトローリングに軍配が上がるパターンもあります。
初夏の青物釣りだとこのケースが多いです。
メタルジグよりも更に飛距離が出ますから、用意しておくといいでしょう。